「自分らしさ=強み・才能」だと思い込んでいる “役に立たない私”“評価されない私”にも、自分らしさは存在するとしたら?

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「期待に応える自分」を生きすぎてきたあなたへ


―― 「自分らしさ=強み・才能」だと思い込んでいる
“役に立たない私”“評価されない私”にも、自分らしさは存在するとしたら?
「あなたの強みは何ですか?」
「あなたの才能を活かしましょう」
「自分らしさを仕事にしよう」そんな言葉に触れるたび、
どこか焦る気持ちになったことはありませんか。

自分らしさとは、
人より優れていること。
役に立つこと。
評価されること。

いつの間にか、
“自分らしさ=強みや成果”という図式を、
心のどこかで握りしめていることがあります。

けれど、もし——

“役に立たない私”にも、
“評価されない私”にも、
自分らしさが存在するとしたら。

あなたは、どんな気持ちになるでしょうか。


1.自分らしさを「能力」と結びつけてきた理由

私たちは、評価の中で育ってきました。

テストの点数。
通知表。
成果。
売上。
昇進。

そこでは、
「できること」が価値の基準になります。

その中で自然と、
“価値=役に立つこと”という感覚が育ちます。

それは、間違いではありません。
社会の中で生きるための、大切な感覚です。

けれど、その基準だけで自分を測り続けると、
何もしていない自分に、価値を見いだせなくなります。


2.何も生み出さない時間のあなた

何かを達成していないとき。
誰かの役に立っていないと感じるとき。
評価されない場所にいるとき。

そのときのあなたは、
「自分らしくない」のでしょうか。

静かに座っているあなた。
迷っているあなた。
弱音を吐いているあなた。

そこには、本当に“自分らしさ”はないのでしょうか。

もしかすると、


成果や能力ではなく、
感じ方や、在り方こそが
あなたの自分らしさ

なのかもしれません。


3.自分らしさは、「使えるもの」だけではない

自分らしさは、
必ずしも武器になるものではありません。

繊細さ。
迷いやすさ。
考え込みやすさ。
慎重さ。

それらは、効率や成果という視点では、
“弱み”に見えることもあります。

けれど同時に、

人の痛みに気づける力。
深く考えられる力。
軽々しく判断しない力。

という側面も持っています。


自分らしさは、
常に「役立つ形」で現れるわけではない

のです。


4.評価されないときに見えるもの

評価されていないとき、
私たちはとても不安になります。

誰からも必要とされていないのではないか。
何の価値もないのではないか。

けれど、評価がない時間は、
本当の意味で「自分に戻れる時間」でもあります。

誰かの基準ではなく、
自分の感覚で立っている状態。

そこにある静かな在り方も、
あなたの一部です。


5.“何者でもない私”にも、価値はある

肩書きがなくても。
成果がなくても。
人より優れていなくても。

あなたは、存在しています。

呼吸している。
感じている。
生きている。

それ自体が、かけがえのないことです。


自分らしさは、
「何ができるか」よりも
「どう在るか」の中にある

のかもしれません。


6.よくある心のQ&A

Q1.何も誇れるものがありません。

A.
誇れるものが「能力」だけとは限りません。
あなたの感じ方や誠実さも、大切な個性です。

Q2.評価されないと不安になります。

A.
それは自然なことです。
私たちは評価の中で育ってきましたから。

Q3.弱みばかり目につきます。

A.
弱みの裏側には、必ず別の側面があります。
一方向からだけで判断しなくて大丈夫です。

Q4.自分らしさが見つかりません。

A.
探すよりも、「今どう在るか」に気づくことから始めてみてください。

Q5.何者でもない自分が怖いです。

A.
その怖さは、これまで頑張ってきた証です。
何者でもない時間も、人生の一部です。


7.人生の終わりに残るもの

人生を振り返るとき、
どれだけ優れていたかよりも、

どれだけ自分として生きられたかを、
思い出すのかもしれません。

役に立つ私も、
立たない私も、

どちらも、あなたです。


8.カウンセリングという、「成果を求められない場所」

もし、自分らしさを「強み」だけで測ってしまう苦しさがあるなら、

カウンセリングという場があります。

そこは、


能力を証明しなくていい場所
役に立たなくてもいい場所
ただ存在していていい場所

成果ではなく、
あなたの在り方を大切にする時間です。

どうか、ひとりで抱えすぎないでください。


Amazing Grace
内田梓