2026/01/19
考えすぎて、感じる力を忘れていない? ― 最近、頭ではなく「身体」で感じたことは何があるだろう? ―思考ばかりで心や身体を使えていない
今日もここまで来てくださって、ありがとうございます。忙しい毎日の中で、
「ずっと頭の中が動いている」
「考えは止まらないのに、満たされた感じがしない」
そんな感覚はありませんか?
私たちは、とても多くの時間を
“考えること”に使って生きています。
正解を探す。
先のことを予測する。
失敗しないように備える。
それ自体は、大切な力です。
でももし、頭ばかりが忙しくて、
心や身体の感覚が遠くなっているとしたら…。
今日は、こんな問いを一緒に味わってみたいと思います。
「最近、頭ではなく“身体”で感じたことは何があるだろう?」
考えすぎているとき、心と身体はどうなっている?
思考が優位になりすぎると、
私たちは無意識のうちに、こんな状態になりやすくなります。
- 呼吸が浅くなる
- 肩や首に力が入り続ける
- お腹や胸の感覚を感じにくくなる
- 疲れているのに、休んだ気がしない
これは、心や身体が弱くなったからではありません。
頭があなたを守ろうとして、前に出続けている状態なのです。
不安を避けるために考える。
失敗しないために考える。
傷つかないために考える。
そうやって、頭は一生懸命働いてきました。
「感じる力」は、なくなったわけではない
「最近、何も感じられない」
「嬉しいとか楽しいとか、分かりにくい」
そう感じている方もいるかもしれません。
でも、ここで大切なことがあります。
感じる力は、失われたわけではありません。
ただ、少し後ろに下がっているだけです。
心や身体は、
「安全だ」と感じたときに、前に出てきます。
だから、無理に感じようとしなくていい。
まずは、頭を少しだけ休ませてあげることから始めてみましょう。
「身体で感じる」とは、どういうこと?
身体で感じる、というと、
特別な感覚や、強い感情を思い浮かべるかもしれません。
でも実は、とてもささやかなものです。
- 風が気持ちいいと感じた
- 温かい飲み物で、ほっとした
- 足の裏が地面に触れている感じ
- お風呂で肩の力が抜けた
- 眠る前に、呼吸が深くなった
これらはすべて、
身体を通して「今ここ」を感じている瞬間です。
大きな感動でなくていい。
小さな「感じた」が、とても大切なのです。
最近、身体で感じたことを思い出すための視点
① 「考えたこと」ではなく「起きたこと」を振り返る
まずは、こんなふうに問いかけてみてください。
「最近、気持ちよかった瞬間は?」
「身体が少し楽になったのは、いつ?」
理由や意味づけは、いりません。
ただ、
「あ、あのとき肩が緩んだな」
「あの風、気持ちよかったな」
それで十分です。
② 身体の“変化”に目を向ける
感情が分からなくても、
身体の変化は感じやすいことがあります。
- 呼吸が深くなった
- 力が抜けた
- 温かくなった
- 重さが軽くなった
それらは、心が少し安心したサインでもあります。
③ 「感じよう」としすぎない
感じる力を取り戻そうとすると、
つい頑張ってしまうことがあります。
でも、感じることは努力ではありません。
気づいたら、感じていた。
それくらいが、ちょうどいいのです。
④ 身体を動かすことで、思考を緩める
散歩をする。
軽くストレッチをする。
深呼吸をする。
身体が動くと、
頭のスピードが自然と落ちてきます。
すると、感じるスペースが戻ってきます。
⑤ 「感じられない自分」を責めない
もし、何も思い出せなくても大丈夫です。
それは、あなたがこれまで、
感じる余裕がないほど、考えてきた証。
まずは、こう言ってあげてください。
「それだけ、頭が頑張ってくれてたんだね」
よくあるQ&A
Q1. 身体の感覚がよく分かりません
A. 分からなくても大丈夫です。
分からない、という感覚も、今の正直な状態です。
Q2. 感じると、不安になりそうで怖いです
A. その怖さがあるなら、無理に感じなくていいのです。
安全な場所や関係の中で、少しずつで大丈夫です。
Q3. 考えるのをやめられません
A. やめなくていいのです。
考えながらでも、身体に意識を向けることはできます。
Q4. 楽しいと感じられなくなっています
A. 楽しさは、心と身体が安心したときに戻ってきます。
今は、その準備期間かもしれません。
Q5. カウンセリングでは、こうしたテーマも扱えますか?
A. もちろんです。
Amazing Grace では、思考に偏って頑張ってきた方が、
心と身体の感覚を取り戻すプロセスを大切にしています。
最後に:Amazing Grace からのやさしい一言
あなたの頭がたくさん考えてきたのは、
生きるため、守るためでした。
でも、これからは、
心と身体にも、少し席を譲ってあげてください。
小さな「気持ちいい」や「ほっとする」を、
見逃さずに。
Amazing Grace は、
あなたが“考えるだけの毎日”から、
“感じながら生きる毎日”へ戻っていく道を、やさしく伴走します。