“ちゃんとしなきゃ”で身体の声を無視していない? ― まじめに頑張ってきた人ほど、気づかないうちに起きていること ―

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“ちゃんとしなきゃ”で身体の声を無視していない?
― まじめに頑張ってきた人ほど、気づかないうちに起きていること ―

「ちゃんとしなきゃ」
「迷惑をかけないようにしなきゃ」
「弱音を吐かずにやらなきゃ」

こうした言葉が、
いつの間にか自分の内側の口ぐせになっていませんか。

一見、とても立派で、前向きで、社会的にも評価されやすい姿勢。
けれどその裏側で、
身体の声を静かに無視し続けている人は少なくありません。

ここでは、
「ちゃんとしなきゃ」が強くなりすぎたとき、
心と身体に何が起きているのかを、
やさしく、丁寧にひも解いていきます。


1. 「ちゃんとしなきゃ」は、あなたを守ってきた言葉

まず最初に、大切なことをお伝えします。

「ちゃんとしなきゃ」と思うあなたは、間違っていません。

それは、
✔ 周囲に気を配ってきた
✔ 責任を果たそうとしてきた
✔ 不安な中でも踏ん張ってきた
その証でもあります。

特に、

  • 小さい頃から「しっかり者」だった
  • 人に頼るより、我慢する方が楽だった
  • 弱さを見せる余裕がなかった
  • 失敗すると評価が下がる環境にいた

こうした経験がある人ほど、
「ちゃんとしなきゃ」は生き延びるための大切な鎧だったのです。


2. でも「ちゃんとしなきゃ」が強くなりすぎると、何が起きる?

問題は、「ちゃんとしなきゃ」が悪いことではなく、
それしか選択肢がなくなってしまうことです。

身体は日々、さまざまなサインを出しています。

  • 疲れ
  • だるさ
  • 眠気
  • 違和感
  • 痛み

けれど「ちゃんとしなきゃ」が強いと、
こうしたサインに対して、無意識にこう返してしまいます。

「まだ大丈夫」
「これくらい普通」
「気のせい」
「今は休めない」

その結果、
身体の声はどんどん小さくなり、最後には“強い不調”としてしか届かなくなることがあります。


3. 身体の声を無視し続けたときに起きやすい変化

「突然、限界が来たように感じる」
「理由が分からない不調が続く」

それは突然ではなく、
ずっと前から身体が送っていたメッセージの積み重ねかもしれません。

よく見られるサイン

  • 慢性的な疲労感
  • 朝起きるのがつらい
  • 気力が湧かない
  • 食欲や睡眠の乱れ
  • 理由のない不安や焦り
  • 感情が分からなくなる

身体は壊れる前に、
必ず「気づいてほしい」という段階的なサインを出しています。


4. なぜ「身体の声」より「ちゃんとしなきゃ」を優先してしまうのか

それは、あなたが弱いからではありません。

むしろ、身体の声よりも“役割”や“期待”を優先しなければならなかった経験があるからです。

  • 休むと怒られた
  • 甘えると否定された
  • 頑張らないと居場所がなかった
  • 人の期待に応えることで安心できた

そうした環境の中で、
身体の感覚は「後回しにするもの」になっていきました。

でも本来、
身体の声は、あなたを怠けさせるものではなく、守るためのものです。


5. 身体の声は、いつも「今ここ」を教えてくれている

思考は、過去や未来を行き来します。
でも身体は、いつも「今ここ」にあります。

疲れているときに「疲れている」と教える。
無理しているときに「違和感」として知らせる。

それは、あなたを困らせるためではなく、
これ以上無理をしないで、という優しいブレーキです。


6. 「ちゃんとしなきゃ」から少し離れるための、小さな練習

いきなり大きく変える必要はありません。
身体はとても繊細なので、小さな関わり直しが一番安全です。

① 身体に質問してみる

「今、どんな感じ?」
答えがなくてもOK。聞いてあげることが大切です。

② 不調を“否定しない”

「こんなことで休むなんて」と責めず、
「そう感じてるんだね」と受け止める。

③ 休む理由を探さない

理由がなくても休んでいい。
それは甘えではなく、調整です。

④ 「ちゃんとしなくていい時間」を5分だけ作る

何もしない、考えない、評価しない時間。

⑤ 身体感覚に戻る行動を1つ選ぶ

深呼吸、ストレッチ、温かい飲み物。
ほんの小さなことで十分です。


7. 身体の声を聴き始めると、心に起きる変化

  • 無理に頑張らなくなる
  • 疲れに早く気づける
  • 感情が分かりやすくなる
  • 不安が理由のあるものとして整理される
  • 自分への信頼感が戻る

身体の声を聴くことは、
自分を信じ直すことでもあります。


8. 心の整理に役立つ Q&A

Q1:「ちゃんとしなきゃ」をやめたら、だらけませんか?

理由:長年の思い込みです。
対処:少し緩めて様子を見る。
効果:むしろ安定しやすくなります。

Q2:身体の声がよく分かりません。

理由:長く無視してきたため。
対処:分からなくてOKと許す。
効果:徐々に感覚が戻ります。

Q3:休むと罪悪感があります。

理由:休む=悪という刷り込み。
対処:休みを“調整”と捉える。
効果:回復が早まります。

Q4:頑張らない自分が怖いです。

理由:頑張ることで自分を保ってきたため。
対処:少しずつ緩める。
効果:新しい安心感が育ちます。

Q5:身体の不調を感じると不安になります。

理由:無視してきた反動。
対処:一人で抱えず、言葉にする。
効果:不安が整理されます。


9. カウンセリングでできること
― 「ちゃんとしなきゃ」から自由になるために ―

Amazing Grace のカウンセリングでは、
「ちゃんとしなきゃ」で固まってしまった心と身体を、
とても丁寧に、ゆっくりほどいていきます。

  • 自分の限界が分かるようになった
  • 無理をする前に止まれるようになった
  • 身体の感覚を信じられるようになった
  • 安心して力を抜けるようになった

カウンセリングは、
「ちゃんとしなくても大丈夫な自分」を思い出す場所です。


10. 最後に ― あなたへ

「ちゃんとしなきゃ」と思い続けてきたあなたは、
それだけ真剣に人生と向き合ってきた人です。

でもこれからは、
身体の声と一緒に生きる道も選んでいい。

身体は、あなたの敵ではありません。
いつも一番近くで、あなたを守ろうとしてきた存在です。

その声を一緒に聴き直したくなったとき、
Amazing Grace は、いつでもあなたをお迎えします。